書きながら反省。

批評を書くためには…
元ネタというか、「批評的な作品」を適宜引用することが重要だ。
そこで引き出しの多さが問われる。そして自分的にはそれが一番致命的に不足している。他の受講生と比較して、圧倒的なビハインドになっている点。
文学作品に全く触れていないからなあ…。

仕方ないから以下のような試みをする。
自分の文学的に貧弱な記憶の中を辿るということ。
そしてそこで連想するキーワードを命綱のようにして辿っていく。
さらにそのキーワードをGoogleで検索して、ヒットするキーワードから広がる世界を伝っていく。批評家の方々は「ネットからは何も生まれてこない」とか、Googleやデータベースに対する批判的な見方があるけど、さすがにそんなこともないと思う(素朴)。

例えば、アンドレ・ブルトンオートマティスムは「誤り」や「しくじり」と関連性を持たせられないだろうか。
例えば、『不思議の国のアリス』のアリスが「不思議の国」にたどり着くきっかけはなんだっただろうか。
例えば『グレムリン』は時計が止まっていたためにギズモに水をやる時間を誤り、ギズムがグレムリン化してしまう。

すると"「この固有名を出せば勝てる」という固有名がある。体感としてわかってくる"(1)というのがこういうことかな?とちょっとわかる気がしてくる。
批評は引用のパッチワークとして自分をニュートラルにする

一つの目標としては「新しい概念」を作る。

新しい「言葉」である必要はない。既存の言葉の組み合わせに新しい意味を付与する。
そして、「型」に従ったものを作成する。

 

(1) 渡邉大輔さんの講義より

 

書いた後に反省。

レトリック、表現力、基礎的教養の差が圧倒的である。
基礎的な文学的な素養の差が露骨に出ている感じがある。

TODO: 

  • 引き続き「型」については様々な批評を読んで学んでいく
  • とにかく読書量が足りない。どんどん読んでいく。1日1冊くらいの勢いで。さすがに無理かなw
  • 各種思想のインストール
    フロイト
    ラカン
    ニーチェ
    ドゥルーズ
    マルクス

とにかく急がなければならないので、思想のインストールに関してはとにかく「効率最重視」でいく。例えば漫画でも、10分でわかる〜系でもいいし、コンビニに売ってる雑な文庫本でもいい。いきなり原典に当たる前にまず概要を掴んでおく方がよさそう。

講義を受けた後に反省。

とりあえず登壇者とか、言及された方々の良いところを真似ていこう。
どういう風に考えて作品を作ってきたか、ということについては、自分とは比較にならないレベルに練っていると思うのだ。
もちろん、材料をどれくらい持っているか、というのもあるが、その上で練ってくるわけだからそりゃまあ違ってきてしまうよね。

じゃあどういう風に練ってるの、というところ。
そのあたり、課題を投稿してきた受講生達が自らやってきたことは、これまでの講義では学びきれていないところ、あるいは講師がこちらに伝えきれていないところな気がする。

自分は熱心に講義や講評のメモをとってしきりに参照はしているのだけど、どうストーリーを紡いでいくかという具体的な課題の攻略に即したところについてはやはりこれまでの講義では補いきれない。そしてそこについては間違いなく、実際に課題をこなしてきている受講生のみなさんに倣うのがベストなきがするのだ。

そのために、じゃあ何をするかということだけど、
やはりしっかり作品を読んで、皆がどういうメッセージを作っているのか、そしてそれをどう組み上げてきているかというところを読み取っていかないといけない。

いろいろ辛いけど必須。